学習会

2015年10月 2日 (金)

コミュニティユニオン全国交流集会inあいち 

 2015年9月26・27日(土・日)、ユニオン市原から5名が“第27回コミュニティ・ユニオン全国交流集会inあいち”に参加してきました。愛知県刈谷市で開催され、全国からの参加者は400名あまりでした。

 一昨年の山形の集会と同様にマイクロバスを1台レンタルし、千葉スクラムユニオンの2人と、ユニオンネットお互いさまの9人と一緒に合計16人で出かけました。集会後はもう1泊し、知多半島1周と岡崎城の観光をしてきました。
 
 ユニオン市原の組合員のプロドライバーのTさんに運転を、そしてKさんにナビゲーターをしていただきました。お二人には本当に感謝です。
 
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 集会は26日の13:00から始まり、コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク総会や、いくつか争議中の労組、ユニオンからの特別報告がありました。
 
 上の左下の写真は、「フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会」からの報告の様子です。フィリピントヨタ労組は、2001年の組合員の大量解雇と組合つぶし等に対し、今も闘い続けています。フィリピンからも委員長はじめ2名の方が参加されました。
 
 その右の写真は、夜のレセプションで「メトロ音頭」を歌う東京東部労組の方々です。東京メトロの売店で、正社員と同じ仕事をしているのに契約社員は年収で200万円以上の差があり、正社員にはある退職金もないとのこと。契約社員の方7名が組合員(メトロコマース支部)で、現在裁判闘争中です。
 
 特別報告のあとは「社会的危機と対峙する労働運動を」と題し、中谷雄二弁護士と、大内裕和中京大教授の講演がありました。大内さんのブラックバイトや若年層の貧困化のお話が特に印象に残りました。ユニオン運動の意義を改めて考えさせられるお二人の講演でした。
 
 休憩(時間を利用して争議報告会)のあと、全体のレセプションで交流しました。
 
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 翌27日は9:00から14分科会に分かれてそれぞれ学習・交流しました。分科会のテーマは、「グローバル企業・トヨタ」「外国人労働者」「メンタルヘルス」「公務職場における臨時・非常勤」「「憲法・安倍」「組織運営」「労働法制改悪」「最低賃金」「組織化」「労働委員会」「有期雇用」「ブラック企業」「女性と労働」など様々です。
 
 記事を書いている私は、「いじめ・パワハラ・過重労働による精神疾患」という分科会に出席しました。そこでは2つのユニオンから、それぞれ事例の報告がありました。あかし地域ユニオンからは、生活協同組合でのパワハラと長時間労働による労災についてです。当事者の方はまだ疾患が治ったわけではありませんが、労災認定だけでなく、一定の損害賠償と謝罪文も勝ち取るという、画期的な事例だと思います。もう1件はきょうとユニオンから、仁和寺の料理長の長時間労働(例えば2011年には358日の連続勤務)によるうつ病の労災に関してです。
 
 こうした精神疾患については、労働時間や上司等の言動の記録、主治医との関係、同僚の協力などが重要だと感じました。また、相談ノウハウについても学ぶことができました。
 ユニオン市原での相談でも、パワハラや長時間労働、精神疾患の事例は本当に多くなっているので、今後の活動に活かしていければと思います。
 
 分科会終了後は、全体集会で集会決議・宣言などを経て、12時には閉会となりました。
 
 その後はマイクロバスで16人、南知多方面へ観光に出かけました。常滑の「やきもの散歩道」で散策し、野間灯台で海を眺め、宿泊地の南知多の民宿「喜楽屋」へ到着。海に沈む夕日がきれいでした。夜は3つのユニオンのメンバーで交流しました。
 
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 上のパノラマ写真は、翌28日の朝、民宿のすぐ前で海をバックに撮ったものです。この日はバスで知多半島を海沿いに先端まで行きぐるっとまわって、帰路の途中で岡崎城を見学してから帰りました。
 
 参加した皆様、お疲れさまでした。そして愛知の実行委員会の皆様、ありがとうございました。これからもがんばりましょう。

2013年6月20日 (木)

事例研究会に参加しました

6月19日(水)夕方から、反失業千葉県共闘会議主催の“労働相談事例研究会”に参加しました。2ヶ月に一度、弁護士の方を招いて行っている学習会です。

今回は、はじめに労働契約法改正のポイントについて学びました。
有期労働契約について、法改正の大きなポイントは次の3つです。
 
(1)無期労働契約への転換
有期雇用(例えば1年契約)の人が契約更新を重ねて通算5年を超えたとき、労働者が申し込みをすれば期間の定めのない労働契約に転換できる。
 
(2)「雇い止め法理」の法定化
契約期間が満了した労働者について、過去の最高裁判例に基づいて一定の条件を満たす場合(過去に反復更新されていて雇い止めが通常の解雇と同一視できる、契約更新されるものと期待される合理的な理由があるなど)、雇い止めが認められない。
 
(3)不合理な労働条件の禁止
有期労働者と無期労働者との間に、例えば通勤手当、食堂の利用、教育訓練、安全管理などの労働条件に差をつけてはならない。
 
まだまだ不十分な法改正で問題点もありますが、有期労働者にとって前進した部分は大いにあります。法律を理解し、今後の相談などにきちんと役立てていければと思います。
 
もうひとつ最近の事例として、地域ユニオンのストライキ通告に対する裁判所の「スト禁止の仮処分決定」などについて意見交換しました。
 
最後に、当日参加しているユニオンに実際相談のあった事例3件について意見交換しました。今回は偶然にも3つともメンタルヘルスに関する問題でした。
 
事例研究会の参加者は9名で、他のユニオンとも交流し、中身の濃い学習ができました。学習後、軽く懇親会も行われました。

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