旅行・地域

2019年10月16日 (水)

コミュニティ・ユニオン全国交流集会inひょうご姫路

10月5日(土)13:30~6日(日)12:00に、コミュニティ・ユニオン全国交流集会inひょうご姫路が開催され、ユニオン市原から5名が参加しました。ユニオンネットお互いさま(千代田区)からも13名が参加し、東京駅で合流して、7日(月)の神戸観光までご一緒しました。切符や宿の手配、交流や観光の日程などについて、斎藤委員長をはじめ、お互いさまのみなさんに大変お世話になり、本当に感謝しています。

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一日目の会場”姫路キャッスルグランヴィリオホテル”では、まずコミュニティユニオン全国ネットワーク総会が行われ、特別闘争報告もありました。住友ゴムアスベスト訴訟(ひょうごユニオン)、韓国非正規労働者団体ネットワーク(韓非ネ=ハンビネ)、シャープ・ピノイ・ユニティ(ユニオンみえ、主に日系フィリピン人労働者解雇問題)の3つが報告されています。日本だけでなく、国際的な活動・交流が感じられました。15時からは松元ヒロのソロライブ「憲法くん」90分一本勝負で、しばし今の政治へのアイロニー満載のお笑いを楽しみました。その後、兵庫県パート・ユニオンネットワーク(県ネット)の歩みが、動画とともに紹介されました。この県ネットは1991年に2つの地域ユニオンと自治労臨職評の6つの労働組合、そして「パート110番」運動を進めた地区労が集まって結成されたものです。今回の全国集会のスローガンでもある「どこかで誰かが声を上げればみんなで駆けつける闘うネットワークを!」は、この県ネットから生まれた言葉です。ここまででも非常にもりだくさんな内容でした。


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休憩時間を利用して、さらに各地の争議報告があり、夜は全体のレセプションがありました。美味しい料理(姫路おでんは行列ができ、すぐに売り切れで私の口には入りませんでした)とお酒だけでなく、全港湾山陽バスによるバンド演奏(ビートルズ)あり、県ネットによる歌とサンシン演奏あり、全員参加による韓国の音楽に合わせたダンス「カジヨ」あり、インターナショナルの合唱あり、最後は団結がんばろうで終わりました。にぎやかであると同時になごやかな雰囲気の中交流し、楽しいひと時を過ごしました。夜は宿泊するホテルにて、ユニオン市原とユニオンネットお互いさまのささやかな交流会が続き、親交を深めました。

翌日6日の午前は分科会です。1.精神疾患の認定を勝ち取るには 2.いじめ・パワハラ相談のノウハウ 3.外国人労働者とともにつくる、よりよい労働環境 4.ロサンゼルスの労働運動と参加型ワークショップ 5.公務パート 6.平和行政 7.労働組合への権力弾圧 8.組織運営 9.均等待遇 10.女性と労働 11.生活できる賃金を! 12.韓国非正規センターの取り組み の全12分科会が開催されました。私は第12分科会「非正規労働の拡大にどう取り組むか~韓国非正規労働センターの報告をもとに~」に参加しました。韓国では非正規労働者の割合は55%で、日本の40%を超えています。象徴的な例では、2014年のセウォル号の惨事がありましたが、船員の70%以上が非正規だったそうです。政治や社会、歴史の違いはありますが、今の非正規労働者を取り巻く状況は、両国とも似ているところがたくさんあります。最賃アップをはじめ格差解消、そのための非正規の組織化は大きな課題です。日本のコミュニティユニオンの運動は、希望のひとつだと改めて思いました。韓国でもハンビネのような全国組織が、公共部門と連携し、ナショナルセンターともつながりながら、法制度の改善や組織化を目指して活発に運動していることがわかりました。そして何よりも、日韓関係が悪化していると言われている現在、このような交流、学習の場を持てたことは大きな意義があると考えます。
11時半からは閉会集会で、集会宣言とともに特別決議「全日建連帯関西生コン支部への大弾圧を許さない!」が採択されました。今から100年前の1919年(大正8年)、兵庫では川崎造船所の職工1万6千人が賃上げと8時間労働制を求めてサボタージュ闘争を闘い、結果、賃上げと8時間労働制を会社に認めさせ、社会に衝撃を与えました。兵庫は日本の8時間労働発祥の地と言えます。その後も様々な労働運動が闘われ、95年の阪神・淡路大震災を、全国からの支援とネットワークで乗り越えた兵庫の地での交流集会に参加できたのは有意義なことでした。今回の参加者は530名にものぼります。

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12時には閉会し、その後は市原、お互いさまグループは世界文化遺産の姫路城観光に向かいました(午後から自由参加の女性交流会には2名が参加しています)。2009年から6年近くかけて行われた補修工事を経て、2015年3月から一般公開が再開された姫路城の天守閣(6階まで)に登ってきました。白鷺城と言われるように、補修直後は特に真っ白だった姫路城も、タクシーの運転手さんが言うには、最近は白さが落ち着いてきたとのことです。半日の観光を満喫しました。夕方には神戸三宮に向かい、居酒屋で2日目の交流会です。途中でJAL闘争の歌も飛び出すなど、大いに盛り上がりました。2次会はカラオケ組と夜景組の二手に分かれ、それぞれが楽しみました。

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3日目はお昼過ぎまで神戸観光です。まずは神戸港震災メモリアルパークを訪れ、大震災当時のことを思い出しました。私自身は市原にいて何もできなかったのですが、テレビを見た時の衝撃はよく覚えています。最近の台風も含め、本当に日本は災害大国だと改めて思います。メモリアルパークのあとは、異人館です。重要文化財の"風見鶏の館"と"萌黄の館"を見学した後、個人的には昼食代わりに”にしむら珈琲店”で贅沢なコーヒーを味わったのもいい思い出になりました。

ユニオン運動の課題はたくさんありますが、未組織労働者の権利を守るそれぞれの地域での活動を続けていくために、今回のような交流は大事だと実感しました。

2015年10月 2日 (金)

コミュニティユニオン全国交流集会inあいち 

 2015年9月26・27日(土・日)、ユニオン市原から5名が“第27回コミュニティ・ユニオン全国交流集会inあいち”に参加してきました。愛知県刈谷市で開催され、全国からの参加者は400名あまりでした。

 一昨年の山形の集会と同様にマイクロバスを1台レンタルし、千葉スクラムユニオンの2人と、ユニオンネットお互いさまの9人と一緒に合計16人で出かけました。集会後はもう1泊し、知多半島1周と岡崎城の観光をしてきました。
 
 ユニオン市原の組合員のプロドライバーのTさんに運転を、そしてKさんにナビゲーターをしていただきました。お二人には本当に感謝です。
 
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 集会は26日の13:00から始まり、コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク総会や、いくつか争議中の労組、ユニオンからの特別報告がありました。
 
 上の左下の写真は、「フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会」からの報告の様子です。フィリピントヨタ労組は、2001年の組合員の大量解雇と組合つぶし等に対し、今も闘い続けています。フィリピンからも委員長はじめ2名の方が参加されました。
 
 その右の写真は、夜のレセプションで「メトロ音頭」を歌う東京東部労組の方々です。東京メトロの売店で、正社員と同じ仕事をしているのに契約社員は年収で200万円以上の差があり、正社員にはある退職金もないとのこと。契約社員の方7名が組合員(メトロコマース支部)で、現在裁判闘争中です。
 
 特別報告のあとは「社会的危機と対峙する労働運動を」と題し、中谷雄二弁護士と、大内裕和中京大教授の講演がありました。大内さんのブラックバイトや若年層の貧困化のお話が特に印象に残りました。ユニオン運動の意義を改めて考えさせられるお二人の講演でした。
 
 休憩(時間を利用して争議報告会)のあと、全体のレセプションで交流しました。
 
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 翌27日は9:00から14分科会に分かれてそれぞれ学習・交流しました。分科会のテーマは、「グローバル企業・トヨタ」「外国人労働者」「メンタルヘルス」「公務職場における臨時・非常勤」「「憲法・安倍」「組織運営」「労働法制改悪」「最低賃金」「組織化」「労働委員会」「有期雇用」「ブラック企業」「女性と労働」など様々です。
 
 記事を書いている私は、「いじめ・パワハラ・過重労働による精神疾患」という分科会に出席しました。そこでは2つのユニオンから、それぞれ事例の報告がありました。あかし地域ユニオンからは、生活協同組合でのパワハラと長時間労働による労災についてです。当事者の方はまだ疾患が治ったわけではありませんが、労災認定だけでなく、一定の損害賠償と謝罪文も勝ち取るという、画期的な事例だと思います。もう1件はきょうとユニオンから、仁和寺の料理長の長時間労働(例えば2011年には358日の連続勤務)によるうつ病の労災に関してです。
 
 こうした精神疾患については、労働時間や上司等の言動の記録、主治医との関係、同僚の協力などが重要だと感じました。また、相談ノウハウについても学ぶことができました。
 ユニオン市原での相談でも、パワハラや長時間労働、精神疾患の事例は本当に多くなっているので、今後の活動に活かしていければと思います。
 
 分科会終了後は、全体集会で集会決議・宣言などを経て、12時には閉会となりました。
 
 その後はマイクロバスで16人、南知多方面へ観光に出かけました。常滑の「やきもの散歩道」で散策し、野間灯台で海を眺め、宿泊地の南知多の民宿「喜楽屋」へ到着。海に沈む夕日がきれいでした。夜は3つのユニオンのメンバーで交流しました。
 
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 上のパノラマ写真は、翌28日の朝、民宿のすぐ前で海をバックに撮ったものです。この日はバスで知多半島を海沿いに先端まで行きぐるっとまわって、帰路の途中で岡崎城を見学してから帰りました。
 
 参加した皆様、お疲れさまでした。そして愛知の実行委員会の皆様、ありがとうございました。これからもがんばりましょう。

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